iPhone 15 Proに搭載される予定のA17のベンチマークであると主張するリークにて、iPhone 15 Proが非常に素晴らしい性能を持つことが噂されている。
AppleはiPhoneのA5チップをはじめとして、長らく独自開発のチップセットを自社のデバイスに搭載してきた。今回リークされたベンチマークはWeiboの@Tech_Reveによるもので、月曜日に公開されたこのリークによると、A17チップのGeekbenchスコアは凄まじいほどの進展があった。
A17チップのGeekbench 6でのスコアは、シングルコアで3019点、マルチコアで7860点を獲得している。
Apple A17チップはより向上した3nm工程で製造される予想で、以前と同様に台湾のTSMCが製造する見通しだ。
リークされたものによると、A17のシングルコアのベンチマークスコアは現在最新のA16と比べて20.6%ほどの性能の向上を見せている。これは過去A13からA14への向上(10.8%)とA14からA15への向上(10.6%)と比べ凄まじい進展だ。
マルチコアの結果でも同じで、なんとA16に比べ24%という性能の向上を見せている。過去のA15からA16では16.3%、A14からA15は17.4%向上している。
一方で、Appleのチップのような毎年10%ほどの性能の向上も、すでにAppleチップの性能がどれほどであるかを考えると非常に興味深い点であるが、20%という性能向上には疑問がいくつか存在している。
そのうち一点としては、確認されてないWieboアカウントの投稿に基づいている点である。前例によれば、iPhoneがエンジニアリング検証テストを行うにはまだ速い時期でもある。
また、添付されたベンチマークの結果を基づくデータもGeekbenchデータベース上では見つからなかった。
しかし、だからと言ってこのような性能の向上があり得ないというわけではない。Appleはすでに過去、20%のシングルコア性能の向上を見せたこともあるからだ。